屑籠というかゴミ箱

主に家のサーバーの遍歴と使った製品のレビュー

ESXiからProxmoxVEへの移行

はじめに

普段は次にやるときに調べる時間を短縮するために、どうやってたっけ?って調べるためにここに書いているけど、おそらくこの内容は二度とやらないとは思うけどとりあえず入れておく。

仮想環境のエクスポート

とりあえずそのまま移行できるかな?とバックアップもとらずにイメージをエクスポートしていく。
駄目ならイチからセットアップしてもまぁ4時間あればいけるでしょ、的なノリで進める。

イメージのエクスポートは結構時間かかった100Mbpsくらいしか出てなかったしファン結構回っていたのでなんか処理しながら出力してるのかね?とりあえず夜中に出力させて、もう一回予備でエクスポートした。駄目ならイチからいれる。
やったのはブラウザからのエクスポートなので、コマンドで出力させればもうちょっと違うかも。

BIOSアップデート

VMWareのアレコレでESXiのアップデートが絶望的というかやらないことがはっきりしたのでProxmoxVEに移行することに。使用しているのはIntelNUC NUC8i5BEHでBIOS更新がASUSに移行しているのでそっちからDLしつつ最新に。
www.asus.com


サーバ用にAliで買った小型モニタ繋いでいるんだけど、BIOS表示されない問題が発生。IntelNUCで抱えてる現象みたい。

1024×768 の解像度をサポートしていない HDMI モニターまたは HDTV を使用している場合、F2 キーを押すと、インテル®ビジュアル BIOS のセットアップにアクセスできないことがあります。

Intel NUC (NUC6CAYH)でBIOSが起動しない | インフラエンジニアがもがくブログ

とりあえずディスプレイ変えてアップデートして戻して進める。

Proxmoxインストール

やっぱり解像度低い小型モニタだと、I agreeボタン押せなくて詰んだのでディスプレイは普通の解像度あるやつ推奨。
インストール後、ストレージの考え方に迷って色々触って理解したあとになんとなくもう一回入れ直した。LVM作ったり消したり何度もやったのでなんとなく。

VMの移行

どうやら日本語名が全く駄目なようで、ovfを書き換える必要がある。ESXiで日本語名つけるな?ってことだったのかもしれないけど… 多バイト文字部分を削って削って実行したらとりあえずはイメージのインポートはできた。ただし、起動メニューから実行すると先に進まないようなのでまだ問題がある状態。
調べたところSCSIコントローラーをデフォルトのものから「VMWare PVSCSI」に変更することで起動した。

その他、NWアダプタ等の周辺機器はVM構成から外れているので追加しつつNW設定を見直して現状様子見中

ディスクイメージの変換について

ディスクイメージの変換はフォーマットを指定せずに行ったが、ディスクイメージをrawにするとスナップショットが作成できないのでqcow2にしておくほうが良さそう。rawにするなら仮想化する意味無いのでは?

qm importovf [ID] [ovfファイル] [ストレージ名] --format qcow2

rawにしていても、web GUIからストレージの移動でフォーマットを指定して移動(コピー&移動)できるので、それでやっても良いかも

なろうのタイトル長傾向確認2023年結果

経緯

2022年版はこちら
teandt.hatenablog.com

小説家になろうにおけるタイトル長がどんどん長くなっているという記事を見て、感覚と実態が一致しているか確認したくて調べた結果。
実態も感覚と一致していたが2022年には上位陣のタイトル長は頭打ちと言う感じだったけど今年はどうか?
そしてもう少し下まで見た場合はまだ伸びていたけどそこはどうか?を確認する。

コードは上のやつベースで、昨年のコードそのまま使ってますが一部修正しています

コード修正箇所

APIの仕様変更で「pc_or_k」項目が無くなっていたのでテーブルから項目削除してSQLもそこだけ修正。
blog.syosetu.com

結論/感想

予想通りTop勢は頭打ち。そして、昨年はまだ伸びていそうだった準上位陣もタイトル長頭打ちし、ピークから落ちている様子。こうなってくるとどこに落ち着くのかが気になってくる。

結果

以下、各結果。昨年同様過去データは一致しない可能性が高く、今年もデータをAPIで取り直しているので過去データが削除されていると取得できないはず。
全体的な傾向を掴むくらいで考えてください。

上位100位

2023年上記100位

上位500位

2023年上位500位

上位1000位

2023年上位1000位

上位2000位

2023年上位2000位

補足(データ:平均タイトル長)

注意:2022年までは昨年の結果のコピペです

TOP100 TOP500 TOP1000 TOP2000 TOP10000
2004 6.83 7.341727 7.341727 7.341727 7.341727
2005 8.59 8.106000 7.874000 7.986947 7.986947
2006 10.20 9.632000 9.134000 8.450000 8.272634
2007 9.89 9.680000 9.540000 9.028000 8.392640
2008 10.33 10.584000 10.157000 9.701500 8.790788
2009 10.83 10.034000 10.392000 9.932000 9.022700
2010 10.11 10.198000 10.041000 10.203500 9.467900
2011 10.72 10.868000 10.817000 11.025000 10.382900
2012 13.10 12.752000 12.079000 11.715000 11.168500
2013 14.12 13.978000 13.978000 13.431000 12.047700
2014 16.95 16.678000 16.373000 15.677500 14.003500
2015 17.65 17.660000 17.306000 16.996500 15.471900
2016 23.10 20.192000 18.933000 18.438000 16.744100
2017 23.65 22.906000 21.825000 21.224500 18.418900
2018 28.66 28.098000 26.477000 24.726500 21.339200
2019 30.23 29.898000 27.899000 26.223000 23.803200
2020 48.42 40.210000 36.817000 32.918500 29.356800
2021 45.61 38.684000 35.746000 34.112500 33.554800
2022 44.37 39.312000 36.955000 35.876000 32.397900
2023 41.44 37.212000 34.949000 33.912500 31.674200

連載と短編の比率

昨年調べた連載比率についても調べてみた。青が連載、オレンジが短編。短編の数は頭打ちで、連載が若干戻りつつある感じ。ただ、感覚としてはおそらくこの連載は昔のひたすら長くなるパターンではなく、短めの連載が多いんじゃないかなという気はする。長編の話数分析とかしても良いんだけど、どこを起点にするのかを考えると難しい

いずれにしてもなろうの投稿数に関してはかなり頭打ちっぽい感じは続いているのでヒナプロジェクト的にはテコ入れしたいんじゃないかな

青:連載/オレンジ:短編

補足:タイトル長ヒストグラム

ここ数年の上位100のタイトル長をヒストグラム化して傾向を見てみる

20年~23年の4年間の傾向だけだけど、徐々に長くなっていたのが平準化している感じ?
いずれにしても、ピークはどの年代も35~45文字くらいのようなのでここをピークになだらかな山になる気がするな

2023年

2023年上位100のタイトル長分布

2022年

2022年上位100のタイトル長分布

2021年

2021年上位100のタイトル長分布

2020年

2020年上位100のタイトル長分布

PXEインストールの構築テストで引っかかった話

PXEインストールの構築テストで引っかかった話

LinuxのインストールをPXEでできるようにサーバを建てようとして詰まったのでメモ
CentOSの代わりにMiracleLinux入れてみようとしてハマった

サーバの設定自体はRHELとかMiracleLinuxとかいずれも公式がPXEサーバ設定のマニュアルを出しているので、そのとおりにやればOKなのでここでは触れないけどPXEサーバの構成箱のページの画像がわかりやすかった
taeisheauton4programming.blogspot.com

今回遭遇した症状としては

  • tFTPで送ったインストールソースの選択画面の配信はクライアントから見えている
  • http経由でインストールイメージをDLさせていてwebサーバ側ではイメージファイルの転送が200でOKっぽい
  • クライアント側でエラーになって停止
  • インストールソースの場所を書き換えると403でエラーになるので、ファイルは合っている

こんな感じで、curlでエラーになっている

エラーログ

httpdのログを見ると

"GET /iso-images/MiracleLinux8.8/images/install.img HTTP/1.1" 200 778567680 "-" "curl/7.61.1"

となっていて、ちゃんと送っているように見える。

このあたりで生成AIいくつか並行して問い合わせしたけどサーバ側の設定ばっかり指摘するので詰まっていたんだけど、Bardが「サーバのスペック足りてないんじゃね?」と言ったところでクライアント側のスペック不足の可能性(メモリ不足)を思いついて設定したら通った。

エラー時の仮想マシン構成は

  • 1vCPU
  • RAM:2GB
  • HDD:8GB

の最小構成感あふれる構成だったんだけど、これをRAM:4GBに変更したら通った

俺の4時間返して!

というのは良いとして、なぜ2GBだと駄目だったか、だけどinstall.imgがすでに800MB位あるんで、DLして中身を展開しようとするともうメモリ溢れてるって感じかな
安易にサーバリソースを削ると時間が削られてしまった話でした

mizuno SLEEP ReFull Pillow買ってみた

ReFull Pillow

スポーツ用品をメインに扱っているミズノがその技術を使って寝具を作るってことでMakuakeで先行販売していたので買い替えを考えていた枕を買ってみたので軽く感想
どうやら一般発売したらしいですね。

www.makuake.com

スポーツ用品系の寝具というとエアウィーヴが有名ですが、元々エアウィーヴ ピロー S-LINEを使っていたものの流石に5年以上使ってヘタっていたので買い替えを考えていたところに出てきたのでお試しで購入。Makuakeで12,375円(税込)ってことでエアウィーヴの半額くらいというところもあり駄目なら売ってしまおう的な感じで購入。
エアウィーヴS-LINEは中に中敷きというか少しだけ高さを変えられるようになっていましたが、ReFull Pillowは特にそのような機構が無いので合わない人は全く合わないはず。

写真を見て分かるように首元~肩にかけて湾曲していてフィットしやすくしているところが特徴かな?個人的にはここがかなりフットして、硬さも良い感じだったので問題なく使えているしエアウィーヴS-LINEより高評価
エアウィーヴS-LINEは完全な長方形なのでどうしても肩部分とかがフィットしない感じがあったんだけどそのあたりが解消されて良い感じ

中の素材はエアウィーヴもReFullも同じようなプラスチック?製の糸が複雑に絡まってバネっぽい構造になっているので感触は似ているけどおそらくReFullのほうが硬めかな?こっちのほうが好みだったので寿命次第ではあるけどもし2年でだめになってもこっち買うかな

FiiO K9 Pro ESS購入

経緯

これまでUSB-DAC、ヘッドフォンアンプとしてFOSTEX HP-A4を使っていたんだけども、ヘッドフォンを交換してATH-r70xに変更してバランスケーブルとかもそのうち使ってみたいなと思いながらUSB-DACの更新考えてK7にしようかなーと思って調べてたんだけど、K7買ったらK9が気になるだろうし、K9買ったらK9 Pro気になる。じゃあ最初からK9 Pro買うか?と思って調べてたら並行輸入品がかなり安く売ってたのでサクッと確保してしまったという

K9 Pro ESS

トラブルいくつかあって買ったこと後悔しそうだったけどちゃんと調べて問題なく運用できている状況

トラブル関連

ケーブル不調

付属のケーブルが相性悪いのかうまく認識されない。認識されるけどちょっと経つと外れて、ちょっと待つと復帰するとかそんな感じになったのでケーブルをHP-A4で使っていたUSBケーブルに変更したら問題なくなった。

エラーが出る

Windowsのミキサー経由で音楽鳴らすと特定の曲でエラーになって再起動しないと音が出なくなるという現象が発生。(ボリュームLEDが赤色点滅)
色々調べてみてわかったのがどうやら入力音声レベルが高すぎてオーバーフローしてしまっているよう。ATH-r70xって470Ωだかくらいの高インピーダンスヘッドフォンなのでGAINをあげて、Windows側のボリュームも上げて鳴らしていたんだけど、これは駄目ってことらしい。
ということで、GAIN LowかつWindowsの出力も30%まで下げて、K9 Pro ESS側のボリュームを15時とか16時とかにして聴くようにすることで回避できた。
HP-A4だとこのようなことなかったけど多分歪んでたんだろうな

音質

他のレビューでも書かれているように至って普通。普通に良いというのがわかりやすいけど、特徴無いのが特徴って感じだと思った。
ATH-r70xのバランスケーブルはあまり出回って無いのでまずは安物を買って届くまではアンバランスの標準ケーブルで聴いていたんだけどHP-A4より音質いいけど値段ほどじゃないなーと思って買ったこと若干後悔気味だった。
ただ、バランスケーブル届いて交換したら印象変わった。かなり解像度高くなって違いが明確になって少なくともアンバランスでDAC交換した以上の違いが出てしまった。ATH-r70xがバランスで使うべき、という話なのかK9 Pro ESSがバランスで使うべき、ということなのかはわからんけど個人的にはだいぶ高音質化できたので満足。

気になる点

トラブルで出たエラーの件はFWアップデートを期待するとして、かなり本体が高温になるのが気になる

後日談

ASIOドライバ入れて動かし始めたら一気に温度下がった
ドライバ入ってないことで色々負荷がかかっていた可能性が

ESXiのアップデート

経緯

昨年末にIntelNUCを購入し、ESXiを導入したもののそこからアップデートをしていなかったのでちゃんとやろうとした。

結論

ESXi 8.0にアップデートしようとしたらエラーが出たので、7.0U3の最新パッチを当てた

パッチのダウンロード

VMWareのパッチ配布ページからESXiのパッチをDL
customerconnect.vmware.com

やり方

公式ページ
docs.vmware.com


かなり詳しく記載されていたページ。
こっちを見ればOKなんだけど、ちゃんと公式見てコマンドの正当性とか確認しようね
yoshi0808.github.io

  • パッチをESXi管理のストレージにWebクライアントからアップロード
  • ゲストを停止
  • ESXiをメンテナンスモードに移行
  • SSHを有効化
  • SSHでログイン
  • プロファイルの確認
esxcli software sources profile list -d "file"

ストレージの場所は"/vmfs/volumes/"にあるはず。

  • アップデート
esxcli software profile update -d "file" -p "profile_name"

ここでprofile_nameはプロファイルの確認で見つかった名前で基本的にはstandardを使うはず

  • 再起動
  • SSHを無効化
  • メンテナンスモードを無効化

追記(2023/06/09)

どうやらESXi7の頃から正式サポートされたサーバ以外でバージョン上げる際?には--no-hardware-warningオプションを付けないと進めないよう。TPM見つからないって言われて、エラーメッセージ見たらこのオプションつけろって書かれてた。付けたら8.0U1入れられた

以下参考
pokug.net

なろうのタイトル長傾向確認2022年結果

経緯

2021年版はこちらteandt.hatenablog.com

小説家になろうにおけるタイトル長がどんどん長くなっているという記事を見て、感覚と実態が一致しているか確認したくて調べた結果、実態も感覚と一致していたが2021年に調べたらそろそろ頭打ち感が見えてきたので2022年はいかに

コードは上のやつベースで、昨年のコードそのまま使ってます

結論/感想

予想通りTopは頭打ち。ただし、範囲を広げるとまだ上昇傾向は続いているので、上位陣の頭打ちが少し遅れて下位(といっても、投稿数が年間10万程度のうちの総合評価上位2000なので十分上位なんだけど)に広がっているという感覚かな。

最近気になっているのは長編短編の分布。ここ2年位かな、短編が相当増えていてランキングの上位は女性向け短編が占めている状態なのでそのうち調べてみようかな

結果

以下、各結果。
昨年のデータと過去データは一致しない可能性が高いです。理由としてはデータをAPIで取り直しているので、過去のデータが削除されていると取得できないはず。
なので全体的な傾向としてはこんな感じかな、くらいで

上位100位

2022年上位100位

上位500位

2022年上位500位

上位1000位

2022年上位1000位

上位2000位

2022年上位2000位

補足(データ:平均タイトル長)

注意:2021年までは昨年の結果のコピペです

TOP100 TOP500 TOP1000 TOP2000 TOP10000
2004 6.83 7.341727 7.341727 7.341727 7.341727
2005 8.59 8.106000 7.874000 7.986947 7.986947
2006 10.20 9.632000 9.134000 8.450000 8.272634
2007 9.89 9.680000 9.540000 9.028000 8.392640
2008 10.33 10.584000 10.157000 9.701500 8.790788
2009 10.83 10.034000 10.392000 9.932000 9.022700
2010 10.11 10.198000 10.041000 10.203500 9.467900
2011 10.72 10.868000 10.817000 11.025000 10.382900
2012 13.10 12.752000 12.079000 11.715000 11.168500
2013 14.12 13.978000 13.978000 13.431000 12.047700
2014 16.95 16.678000 16.373000 15.677500 14.003500
2015 17.65 17.660000 17.306000 16.996500 15.471900
2016 23.10 20.192000 18.933000 18.438000 16.744100
2017 23.65 22.906000 21.825000 21.224500 18.418900
2018 28.66 28.098000 26.477000 24.726500 21.339200
2019 30.23 29.898000 27.899000 26.223000 23.803200
2020 48.42 40.210000 36.817000 32.918500 29.356800
2021 45.61 38.684000 35.746000 34.112500 33.554800
2022 44.37 39.312000 36.955000 35.876000 32.397900

連載と短編の比率が知りたかったので確認してみた

青が連載、オレンジが短編。短編がここ数年増殖しているのがわかるけど、それ以上になろうの投稿数が頭打ちになっているのがわかるという、当初の目的と違う情報が得られた

青:連載/オレンジ:短編