屑籠というかゴミ箱

主に家のサーバーの遍歴と使った製品のレビュー

PXEインストールの構築テストで引っかかった話

PXEインストールの構築テストで引っかかった話

LinuxのインストールをPXEでできるようにサーバを建てようとして詰まったのでメモ
CentOSの代わりにMiracleLinux入れてみようとしてハマった

サーバの設定自体はRHELとかMiracleLinuxとかいずれも公式がPXEサーバ設定のマニュアルを出しているので、そのとおりにやればOKなのでここでは触れないけどPXEサーバの構成箱のページの画像がわかりやすかった
taeisheauton4programming.blogspot.com

今回遭遇した症状としては

  • tFTPで送ったインストールソースの選択画面の配信はクライアントから見えている
  • http経由でインストールイメージをDLさせていてwebサーバ側ではイメージファイルの転送が200でOKっぽい
  • クライアント側でエラーになって停止
  • インストールソースの場所を書き換えると403でエラーになるので、ファイルは合っている

こんな感じで、curlでエラーになっている

エラーログ

httpdのログを見ると

"GET /iso-images/MiracleLinux8.8/images/install.img HTTP/1.1" 200 778567680 "-" "curl/7.61.1"

となっていて、ちゃんと送っているように見える。

このあたりで生成AIいくつか並行して問い合わせしたけどサーバ側の設定ばっかり指摘するので詰まっていたんだけど、Bardが「サーバのスペック足りてないんじゃね?」と言ったところでクライアント側のスペック不足の可能性(メモリ不足)を思いついて設定したら通った。

エラー時の仮想マシン構成は

  • 1vCPU
  • RAM:2GB
  • HDD:8GB

の最小構成感あふれる構成だったんだけど、これをRAM:4GBに変更したら通った

俺の4時間返して!

というのは良いとして、なぜ2GBだと駄目だったか、だけどinstall.imgがすでに800MB位あるんで、DLして中身を展開しようとするともうメモリ溢れてるって感じかな
安易にサーバリソースを削ると時間が削られてしまった話でした