経緯
2022年版はこちら
teandt.hatenablog.com
小説家になろうにおけるタイトル長がどんどん長くなっているという記事を見て、感覚と実態が一致しているか確認したくて調べた結果。
実態も感覚と一致していたが2022年には上位陣のタイトル長は頭打ちと言う感じだったけど今年はどうか?
そしてもう少し下まで見た場合はまだ伸びていたけどそこはどうか?を確認する。
コードは上のやつベースで、昨年のコードそのまま使ってますが一部修正しています
コード修正箇所
APIの仕様変更で「pc_or_k」項目が無くなっていたのでテーブルから項目削除してSQLもそこだけ修正。
blog.syosetu.com
結論/感想
予想通りTop勢は頭打ち。そして、昨年はまだ伸びていそうだった準上位陣もタイトル長頭打ちし、ピークから落ちている様子。こうなってくるとどこに落ち着くのかが気になってくる。
結果
以下、各結果。昨年同様過去データは一致しない可能性が高く、今年もデータをAPIで取り直しているので過去データが削除されていると取得できないはず。
全体的な傾向を掴むくらいで考えてください。
上位100位
上位500位
上位1000位
上位2000位
補足(データ:平均タイトル長)
注意:2022年までは昨年の結果のコピペです
TOP100 | TOP500 | TOP1000 | TOP2000 | TOP10000 | |
---|---|---|---|---|---|
2004 | 6.83 | 7.341727 | 7.341727 | 7.341727 | 7.341727 |
2005 | 8.59 | 8.106000 | 7.874000 | 7.986947 | 7.986947 |
2006 | 10.20 | 9.632000 | 9.134000 | 8.450000 | 8.272634 |
2007 | 9.89 | 9.680000 | 9.540000 | 9.028000 | 8.392640 |
2008 | 10.33 | 10.584000 | 10.157000 | 9.701500 | 8.790788 |
2009 | 10.83 | 10.034000 | 10.392000 | 9.932000 | 9.022700 |
2010 | 10.11 | 10.198000 | 10.041000 | 10.203500 | 9.467900 |
2011 | 10.72 | 10.868000 | 10.817000 | 11.025000 | 10.382900 |
2012 | 13.10 | 12.752000 | 12.079000 | 11.715000 | 11.168500 |
2013 | 14.12 | 13.978000 | 13.978000 | 13.431000 | 12.047700 |
2014 | 16.95 | 16.678000 | 16.373000 | 15.677500 | 14.003500 |
2015 | 17.65 | 17.660000 | 17.306000 | 16.996500 | 15.471900 |
2016 | 23.10 | 20.192000 | 18.933000 | 18.438000 | 16.744100 |
2017 | 23.65 | 22.906000 | 21.825000 | 21.224500 | 18.418900 |
2018 | 28.66 | 28.098000 | 26.477000 | 24.726500 | 21.339200 |
2019 | 30.23 | 29.898000 | 27.899000 | 26.223000 | 23.803200 |
2020 | 48.42 | 40.210000 | 36.817000 | 32.918500 | 29.356800 |
2021 | 45.61 | 38.684000 | 35.746000 | 34.112500 | 33.554800 |
2022 | 44.37 | 39.312000 | 36.955000 | 35.876000 | 32.397900 |
2023 | 41.44 | 37.212000 | 34.949000 | 33.912500 | 31.674200 |
連載と短編の比率
昨年調べた連載比率についても調べてみた。青が連載、オレンジが短編。短編の数は頭打ちで、連載が若干戻りつつある感じ。ただ、感覚としてはおそらくこの連載は昔のひたすら長くなるパターンではなく、短めの連載が多いんじゃないかなという気はする。長編の話数分析とかしても良いんだけど、どこを起点にするのかを考えると難しい
いずれにしてもなろうの投稿数に関してはかなり頭打ちっぽい感じは続いているのでヒナプロジェクト的にはテコ入れしたいんじゃないかな