経緯
2021年版はこちらteandt.hatenablog.com
小説家になろうにおけるタイトル長がどんどん長くなっているという記事を見て、感覚と実態が一致しているか確認したくて調べた結果、実態も感覚と一致していたが2021年に調べたらそろそろ頭打ち感が見えてきたので2022年はいかに
コードは上のやつベースで、昨年のコードそのまま使ってます
結論/感想
予想通りTopは頭打ち。ただし、範囲を広げるとまだ上昇傾向は続いているので、上位陣の頭打ちが少し遅れて下位(といっても、投稿数が年間10万程度のうちの総合評価上位2000なので十分上位なんだけど)に広がっているという感覚かな。
最近気になっているのは長編短編の分布。ここ2年位かな、短編が相当増えていてランキングの上位は女性向け短編が占めている状態なのでそのうち調べてみようかな
結果
以下、各結果。
昨年のデータと過去データは一致しない可能性が高いです。理由としてはデータをAPIで取り直しているので、過去のデータが削除されていると取得できないはず。
なので全体的な傾向としてはこんな感じかな、くらいで
上位100位
上位500位
上位1000位
上位2000位
補足(データ:平均タイトル長)
注意:2021年までは昨年の結果のコピペです
TOP100 | TOP500 | TOP1000 | TOP2000 | TOP10000 | |
---|---|---|---|---|---|
2004 | 6.83 | 7.341727 | 7.341727 | 7.341727 | 7.341727 |
2005 | 8.59 | 8.106000 | 7.874000 | 7.986947 | 7.986947 |
2006 | 10.20 | 9.632000 | 9.134000 | 8.450000 | 8.272634 |
2007 | 9.89 | 9.680000 | 9.540000 | 9.028000 | 8.392640 |
2008 | 10.33 | 10.584000 | 10.157000 | 9.701500 | 8.790788 |
2009 | 10.83 | 10.034000 | 10.392000 | 9.932000 | 9.022700 |
2010 | 10.11 | 10.198000 | 10.041000 | 10.203500 | 9.467900 |
2011 | 10.72 | 10.868000 | 10.817000 | 11.025000 | 10.382900 |
2012 | 13.10 | 12.752000 | 12.079000 | 11.715000 | 11.168500 |
2013 | 14.12 | 13.978000 | 13.978000 | 13.431000 | 12.047700 |
2014 | 16.95 | 16.678000 | 16.373000 | 15.677500 | 14.003500 |
2015 | 17.65 | 17.660000 | 17.306000 | 16.996500 | 15.471900 |
2016 | 23.10 | 20.192000 | 18.933000 | 18.438000 | 16.744100 |
2017 | 23.65 | 22.906000 | 21.825000 | 21.224500 | 18.418900 |
2018 | 28.66 | 28.098000 | 26.477000 | 24.726500 | 21.339200 |
2019 | 30.23 | 29.898000 | 27.899000 | 26.223000 | 23.803200 |
2020 | 48.42 | 40.210000 | 36.817000 | 32.918500 | 29.356800 |
2021 | 45.61 | 38.684000 | 35.746000 | 34.112500 | 33.554800 |
2022 | 44.37 | 39.312000 | 36.955000 | 35.876000 | 32.397900 |
連載と短編の比率が知りたかったので確認してみた
青が連載、オレンジが短編。短編がここ数年増殖しているのがわかるけど、それ以上になろうの投稿数が頭打ちになっているのがわかるという、当初の目的と違う情報が得られた